ゴルフ7 値引き DSGの耐久性

DSGの構造はこちらを見るとよく分かります。
http://5garage.com/archives/2963

 

 

ネットでは故障が多いと言われるDSGですが、DSG登場の後の販売台数約10万台に対して不具合発生件数は300台あまりだそうです。率にして0.003%。これをどう見るかですが、私としては取るに足らない数字と見ます。

 

 

それじゃ無ければDSGなんて買いません。
昔のゴルフ4の窓落ちはさすがに怖くて避けましたけれど。

 

 

DSGで一番多いのが半クラッチ状態でのジャダー現象です。
音と振動が出て半クラッチがスムーズに行かないものです。

 

 

これは、小型の乾式多板クラッチの耐久性に問題があるようです。
エンジントルクが大きいGTIなどは、湿式多板式クラッチを採用しています。

 

 

DSGのクラッチは、通常の単板式のような大型のクラッチはスペースの関係で無理があるので、小型に収まる多板式を採用しています。

 

 

湿式はオイルがみたされているので、半クラッチでもオイルで冷却されてクラッチ板の耐久性がいいのですが、乾式はわずかのオイルしかないため半クラッチでの冷却があまり期待できません。そのため、クラッチ板が熱で変形して波状になるとジャダーが発生します。

 

 

上記URLの中に次のような図が出ています。

 

DSG

 

 

クラッチが同軸上にふた組あります。
内側が奇数ギヤを受け持つシャフトにつながり、外側が偶数ギヤを受け持つ同軸上のシャフトにつながっています。

 

 

ごらんのように構造的には単純なものです。コンピューターで制御するのもAT車の制御とそれほど違うものには思えません。CVTや、システムは違いますがハイブリッドシステムの方がよほど高度な技術だと思います。

 

 

問題の現象の多くがジャダーであるなら、デュアルクラッチの耐久性がメインだと思います。

 

 

それなら機械的部品なので、解決方法は必ずあるはず。
トルク以上の耐久性がある構造にすればいいだけですから。

 

 

DSGは、小トルクエンジンで大きな車を動かすのに適したトランスミッションだと思います。もしも完成度がまだ低い部分があるのなら、完成度を高めてトルコンATやCVTに肩を並べる方式に成熟して欲しいと思います。

 

 

使い心地的には、マニュアル車の走行感覚に似た、とてもいいトランスミッションであると言えます。とてもおもしろいものと思っています。